●今後の「長期優良住宅」の補助金について

■「地域材」長期優良住宅補助
今年度では、「長期優良住宅普及促進法」
の施行として全国で先着5000棟に対し
1棟あたり100万円の補助金が交付されます。
今年度の補助金が終われば「長期優良住宅」を
ご利用になる方も減るだろうと思われてきました。

国土交通省は、低炭素社会の実現のため
再生可能な循環資源である木材を大量に使用する
住宅・建築物の整備を促進の為
2010年度より「木のまち・木のいえ整備促進事業」
創設の為、2010年度予算案で新規に50億計上しています。
この中で中小住宅生産者による地域材などを使った
木造の長期優良住宅への補助制度が盛り込まれています。

■地域材利用に上限120万円を補助
「木のまち・木のいえ整備促進事業」のうち
「木のいえ促進事業」として
中小住宅生産者が提供する「長期優良住宅」の建設を
行う業者に対して
「一般型」と「地域資源活用型」
に分けて補助金が支給されます。

このうち「地域資源活用型」では、地域材を一定以上使った
「長期優良住宅」に対し、120万円を上限に支給されます。

「一般型」では100万円を上限に支給されます。

また、通常予算として2010年度も中小住宅生産者による
現行の「長期優良住宅」の補助金は盛り込まれています。
通常国会で審議され年度内に予算が成立すれば
4月より公募が開始される見込みです。

■税制面の優遇措置も継続へ
長期優良住宅について現行の税の優遇措置は
2年間延長されることになります。

・登録免許税
 所有権保存登記・・・0.1% (一般住宅:0.15%)
 所有権移転登記・・・0.1% (一般住宅:0.3%)

・不動産取得税
 課税標準からの控除額が一般住宅より100万円増額
 1300万円控除 (一般住宅1200万円)

・固定資産税
 戸建て・・・・・・・・5年間1/2減 (一般住宅:3年間1/2減)
 マンション・・・・7年間1/2減 (一般住宅:5年間1/2減)

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