●古材のヤング係数の測定

一般社団法人岡山県古民家再生協会の後藤です。     

先般「K様邸解体工事」の際、古材を買取させて頂きました。

古材の買取ですが、普通に買い取る事は

「リサイクル法」に違反してしまいます。

解体によって取り出された「古材」は商品ではなく

「産業廃棄物」ですから、正規に処分しなくてはなりません。

売ったり・買ったりしては法に違反してしまいます。

では、「産業廃棄物」を「商品=古材」にするためには

買取業者が、「古物商」の資格を有し

かならず現金で売買し 「古物台帳」に記帳し

それに対する税金を払う事により                 

「産業廃棄物」→「商品」になります。

取り出された「古材」は「ヤング係数」を測定します。

聞き慣れない言葉だと思われます。

「限界耐力計算」=(古民家=伝統工法の耐震計算)

程ではないかとは思いますが・・・・                     

「ヤング係数」は木の強度を表す係数です。

測定する事で実際の古材の強度を

知る事が出来ます。

材料の強度や「誰々のお宅の梁」などと明記された

「出荷証明」のある古材は

安心出来るこだわりのヴィンテージ古材となります。

                              ・・・・・ゴトウ

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